【ポケモン剣盾】想像以上にゴーストポケモンが面白い件①
こんばんかろ。
先日数えてみたんですが、剣盾で育成した対戦用のポケモンが85体もいました。(2020年1月28日現在)
1日1体以上のペースですね。パーティに欲しいポケモンも育てるんですけど、もちろんコレクションに近いポケモンもかなりいます。面白い戦い方をするやつとかですね。
中でもゴーストタイプのポケモンがなぜか多く、しかもどれもトリッキーで強力な型ばかり。
今回はその育成したゴーストポケモン1体をピックアップして書いてみたいと思います。
ポケモンタイプごとに特徴があるらしい
以前興味本位で調べたんですが、実はポケモンタイプごとに種族値や戦い方などの特徴があるらしいですね。
例えば電気タイプの場合、サンダースのように足の速い特殊アタッカーが多めで、物理向けの比率がやや少なかったり。
炎タイプの場合は攻撃力が高かったり、水タイプは耐久のあるポケモンが多かったり、とかとか……。
ゴーストポケモンの場合、感覚的にですが物理耐久が高くない特殊アタッカーが多い気がします。(ゲンガーみたいな)
なんせオバケですからね。オバケが物理で殴ってくるってなかなか現実に置き換えたらチート級だと思うんですよ。見えないところから卑怯すぎる。
そんな見た目のイメージもありますけど、特攻が高いポケモンがそれなりに多いのは事実なようです。
例えばシャンデラは特攻種族値が145もあり、トップクラス。見た目通りの特攻オバケ。
見た目は非力そうなポットデスも、特攻種族値134と同じくトップクラスで、ダメージソースとしてはかなり十分な働きをみせてくれそうでした。
そんな見えないところから特殊な攻撃を放つ卑怯なオバケたちから、1体の面白そうなポケモンが浮上します。
サニゴーン
今作からサニーゴの進化形として追加された、サニゴーンをご紹介しましょう。
サニゴーンのデータについては以下の通り
ポケモン名 | タイプ | 特性 | |
---|---|---|---|
サニゴーン | ゴースト | くだけるよろい | |
HP | 攻撃 | 防御 | |
60 | 95 | 50 | |
特攻 | 特防 | 素早さ | |
145 | 130 | 30 |
なんだコイツまた特攻145かよ!また化け物増えたのかよ!と見た時13回くらい言いました。
オマケに特防の種族値も130と、現段階で相当高い種族値なのでは??と思います。耐久に努力値を回さずとも、生半可な特殊攻撃ではまったく意に介さなさそうです。
この時点でさっき言ってた特殊向けのアタッカーが多い気がするの代名詞的存在になりそうですね。
どんな戦い方をするのか
サニゴーンは物理耐久と素早さが超低いポケモンです。
色々とサポート技を覚えますが、ちょっとでも苦手なやつが出てきたら高確率でサポートしてる間に死にます。かなり難しい。
まず持ち物をきあいのタスキにして、HP満タン時からはどんな攻撃も1耐えるようにしておきましょう。耐久面のカバーはむしろこれしかないような気がします。
特性の「くだけるよろい」は、物理技を受けると防御を下げてすばやさを2倍上昇させる効果があります。
こうすることで、素早さ実数値が2倍になると、その数値は180。なんと1回攻撃を受けることで、多くのポケモンに対して素早さを逆転させることができるのです。
先制される→タスキで耐える→特性ですばやさ上昇→殴る(高火力)→素早さ逆転でまた殴れる……という一連の動きが可能になります。
ゴーストを半減する悪タイプや無効にするノーマルには厳しいですが、多くの相手にこれだけで勝てることがあるくらいです。
素早さの元が遅いのですが、「こらえる」という技を使うとまた攻撃を1耐えることができ、素早さが更に2倍となっていよいよ誰も追いつけなくなるでしょう。珊瑚の癖に。
元々攻撃力はエグいので、耐久が半端なポケモンは等倍ダメージでも致命傷を負うことになるでしょう。有利なエスパーやゴーストポケモンはだいたい一撃で倒せそうですね。
技構成はこんな感じに
シャドーボール | メイン技。相性不利以外にはコレ |
れいとうビーム | 対ドラゴン |
ハイドロポンプ | 対ドリュウズなど |
---|---|
こらえる | ノーマル 補助 |
シャドーボールとこらえるの二つは確定ですね。
シャドーボールはゴーストタイプの技で、多くの相手に等倍以上が取れるんですよ。つまり一番有効打になりやすい技です。
れいとうビームはオノノクスやサザンドラなどドラゴンに打ちましょう。当たれば大ダメージが期待できますね!
サザンドラは基本不利なので戦いたくはないですが。。。
これらの技に加えて、選択肢で「のろい」もありでしょう。
「のろい」はゴーストタイプとそれ以外では効果が変わるトリッキーな技です。
普段は素早さの変わりに物理攻撃・防御にバフをかける技ですが、サニゴーンが使うとHP半分の代わりに相手のHPを定数削るという耐久殺し技です。
自分を削るダメージは確定なので、自主退場して後ろに繋げると言ったことも可能。上記の技が効かない相手とかに使っていきましょう。
注意点「ここに弱い」
こいつタスキを使って耐えるので、ステルスロックや先制技には弱くなってます。HP1で必死に素早さあげても、先制技には結局勝てません。
なんなら砂嵐や霰とかの天候ダメージも厄介。タスキを削ってくる相手にはひたすら弱くなってます。
あと特殊攻撃には特性が反応しないので、特殊アタッカーにも上を取りにくいのは嬉しくないですね。
実際に使ってみた感想
以前マスターリーグに昇格した際4連勝くらいしたのですが、すべてコイツの活躍でした。
ダイマックス時の技は追加効果がありますが、技が当たらないと追加効果が発動しません。「のろい」によって自主退場すると相手のダイマックス技が命中しなかったことになるので、ダメージの他には積み技を防げる特典もあります。
のろいのダメージもそれなりに響くので、初手にサニゴーンを出しておくと削るだけ削られて相手は2匹目まで負担ばかりがかかる状態に。相手にすると厄介かもしれませんね。
あと進化前サニーゴが耐久型で有名なのもあってサポートポケモンと判断されやすく、「ちょうはつ」をもらって1ターン無償で攻撃させて貰えたり、相手を混乱させることができそうですね。
物理相手じゃないと本領を発揮しませんが、むしろ物理が撃ちづらくなって抑止力的活躍もしてくれました。この珊瑚、なにげに相手を惑わずのが得意らしいです。
選出率はパーティ構成にもよりますが、かなり独立した性能を持っているため他ポケとのコンボを狙わなくとも使えそうです。
今回は以上になりますが、環境にいないポケモンなのにゴロゴロ出てきて、活躍してくれるのはなんか嬉しい限りですね。ギミックがあるため相手の動きを読みつつ楽しくバトルができそうな子です。
使い方によってはかなり性能が高いポケモンだと思えるので、騙されたと思って使ってみるのは如何でしょう。
では、また。