かろりんのポケモン奮闘記!剣盾編

とあるサバゲーマーがポケモン剣盾で上位を目指す日記

【初心者向け?】立ち回りをプチ解説!実際にバトルしてみた編【ポケモン剣盾】

 


前回の続きみたいになります。

karopoke.hatenablog.com

昨日の記事で実験として作ってみたパーティでしたが、ランクマではそこそこの成績を残せました。
これに加えて昨日、今日と2日連続でフレンド対戦をさせてもらったので、対戦の経緯を追いながらどんな風に戦っていたのか解説したいと思います。

初心者向けとは言いましたが、実際に対戦になると初心者にはやや読解が難しくなる気がするので、できるだけわかりやすく書こうかと。

一戦目の経過!

まずは一戦目。私は日本史好きの面もありまして、何名かとても勉強になる方Twitterでフォローさせてもらってます。
そんな普段沢山勉強させて貰っている伝説の剣豪から、今回は光栄にもフレンド対戦をさせて頂きました。

まずはお互いのパーティを見ていきましょう。

パーティ選出の仕方

はじめに言っておきます。
ポケモンの選出は、対戦をする上でもっとも重要なポイントで、ここでミスると結構な確率で試合が不利に動きます。
さらにネット対戦では制限時間がある関係で、何分も考えてはいられません。これがよく考えたい初心者には結構痛いところ。。。

つまりお悩みの方も多いと思うので、じっくりと見ていきましょう。

ひとまず選出の基本情報


△今回の自パーティと相手パーティ


まず最初に、こうして自身のパーティと相手のパーティを見せ合います。その状況から相手の狙いを読み、3体を選出する必要があるのです。

こちらは昨日ご紹介したパーティ。ドラパルトをエースとして暴れさせるように立ち回りたいところ。
ということで相手のパーティを見てみましょう。

相手のパーティ

ポケモンタイプこっちの有利なポケモン
バンギラス悪・岩バイウ―ルー・アーマーガア
ヌオー水・地面ガマゲロゲ
ドリュウズ鋼・地面ガマゲロゲ・アーマーガア
トリトドン水・地面ガマゲロゲ
シルヴァディ持ち物でタイプが変化!
カバルドン特徴ガマゲロゲ

これだけは言わせてくれ。
ガマゲロゲぶっ刺さってるやないかーい!

見た感じ砂パーティっぽいですね。砂パーティというのは天候を「すなあらし」状態にさせ、天候で得られる恩恵を武器にするパーティです。
「すなあらし」状態では毎ターン、地面・岩・鋼タイプ以外に小ダメージが入ります。また、岩タイプのポケモンは特防が1.5倍上昇とガッチガチに。

おまけにこのパーティ、特性によってフィールドに出ただけで「すなあらし」にするポケモンが2種類もいます。(バンギラスカバルドン
これはもう断固たる決意で「すなあらし」を撒きにきてることがわかります。



なお、このうちバンギラスは岩タイプ。場に出ただけで特防が1.5倍になり、特殊ポケモンはなすすべなく倒される未来に。
正直刺さってるとはいえ、ガマゲロゲだけではこころもとありません。

ポケモンを選ぼう


△だいたいこんな感じで有効なポケモンを捻出

相手のパーティを見て、まず有利そうなポケモンと不利そうなポケモンを見分けます。
そして自身のパーティ内で活躍してくれそうなポケモンや、こっちのエースを抑えるポケモンに有利なポケモンを選ぶのが基本です。

このパーティの場合、こちらのエースのドラパルトは妨害が得意なヌオー(理由は後述)にやや不利です。
逆にヌオーは草タイプが弱点のため、草技を打てるこちらのガマゲロゲが有利となります。更にガマゲロゲが苦手なポケモンはアーマーガアで倒せそうです。


△相性有利で、バンギラスの苦手な物理格闘技も使える
バンギがエースならこれを出せば勝ち

そうくれば上記の表通り、有利が取れそうなアーマーガアとガマゲロゲを選出してみたいところ。なんならドラパルトを諦めて、次点だったアーマーガアを積みエースとして使うのもアリでしょう。

でもちょっと考えた


△盲点というか懸念があった

……なんですが、全然何タイプかわからないシルヴァディが気になります。
シルヴァディは持ち物によってタイプが変わり、専用技のタイプも変化。種族値もそこそこ高く、強力な補助技も使える自由度の高い厄介なポケモンです。

例えばこのシルヴァディが特殊型で電気タイプのエースだったら、この選出だと結構やばそうです。

まず積みエースになるアーマーガアは、電気タイプに何もできません。
そうなるとガマゲロゲにすべて頼ることになるんですが、こちらは素で能力的に不安。ダイマックスを許せば強引に倒されそうです。

というわけで、すべての思考を放棄して先発オーロンゲ。後ろにドラパルト・バイウ―ルーというこのパーティの基本選出に決めました。
果たしてどうなったのか。

対戦開始と結果

申し訳ありませんが、白熱しすぎてバトル中の画像を撮り忘れていました

相手の先発はヌオー。
ヌオーは特性「てんねん」で、自身への攻撃時は積み状態を無効にしてきます。
いくらバフをかけようがヌオーには意味がないってことです。なんか、この時点で砂パの可能性が低くなってきました。

今回のパーティで言えば、攻撃アップを積みたいドラパルトのコンセプト殺しともいえるでしょう。つまり私の狙いは読まれてます

いやはやこりゃー参った。となるんですが、こんなこともあろうかと先発はオーロンゲ


△対妨害ポケモン

オーロンゲは前の記事の通り、「いたずらごころ」で素早さ関係なく補助技を先制で撃てます。ヌオーは「のろい」で耐久力を上げたり、「あくび」で眠らそうとしてきたりと放置は厄介。
まず「ちょうはつ」を打って、数ターン相手の補助技を封じましょう。

「ちょうはつ」を入れたところで相手は交代。ドリュウズが繰り出されます。
こちらも交代して、物理耐久が高いバイウ―ル―へ。



△能力を上げてエースに繋げる

このバイウ―ル―は「バトンタッチ型」で、「こうそくいどう」で素早さを。「コットンガード」で防御を上昇させることが可能。
能力を上げたあと、能力変化が次のポケモンに引き継げる「バトンタッチ」でエースであるドラパルトに繋げるのが仕事です。積み上がったドラパルトは脅威そのもの。まず相手はこのコンボを潰さないといけません。


△物理に対しては恐ろしく硬い

バイウ―ル―が相手の攻撃を耐えてる間、上記の技を積んで防御・素早さを上昇させ、上手くドラパルトに繋げました。これを見たお相手は再び「ヌオー」に交代。
積み技の効果が消えるとはいえ、このままヌオーの後ろも全員ぶっとばしたいのでドラパルトはさらに「りゅうのまい」を積みます。


△味方とのコンボで理想通りの最強ドラパルトが完成?

ヌオーはわるあがきと言わんばかりのれいとうパンチを放ちますが、余裕で耐えたドラパルトはアイテム「弱点保険」を発動。「弱点保険」は弱点技を食らった際、攻撃力を倍に上げる強アイテムです。

さて、現在のドラパルトはどういう状況かというと……

攻撃△△△(3.5倍)
防御△△△(3.5倍)
素早さ△△△(3.5倍)
相手が「てんねん」のヌオーじゃなかったらもうダイマックスを切ってゲームセットです。 素早さも到底誰も追い抜けない域に達し、殆どのポケモンを一撃で倒せるまで攻撃力が上がりました。対戦ありがとうございました……。 しかし…

勝負は一瞬のうちに決まった

負けました。
れいとうパンチを受けたドラパルトでしたが、なんとそのまま凍ってしまったのです。(確率は10%)
せっかく最強状態になったのに、何もできずに撃沈。エースを事故で失った残りのポケモンたちも最低限の抵抗だけして散っていきました。

しかも、相手の3体目は危惧した通りの「電気シルヴァディ」であり、砂パは手の込んだ偽装。
技威力的にもガマゲロゲやアーマーガアを選んでいたら全滅していたところで、同時に凍っていなければ普通に勝っていたまでありました。悲しいくらいの運負けです。

一戦目の総括

負けはしたがとても勝ちに近い敗北

パーティコンセプトを上手く回せてどや顔できる予定でしたが、予定に終わりました。
しかしながら、オーロンゲで妨害をケアし、バイウ―ル―で積み、ドラパルトでトドメというこのパーティの戦い方ができました。

少々相手パーティの読みあいや、型の探り合い、結果的に読みが成功した試合になったと言えるでしょう。

ポケモン流の釣野伏せ!?相手のパーティは「偽装」だった

結局相手のパーティは砂パではなかったようで、こちらが砂パ対策したところを電気シルヴァディで攻めるという奇襲っぽい面白い構築だったようです。
そして、なんかここまで書いてたら4000文字を越えました。そろそろ私の活動限界なので2戦目は別の記事とします。

ちょっと特殊なパーティとの闘いだったので、ちょっと今回は読み辛いかもしれませんが、上手く伝わっていることを祈ります。
それでは、また。